結局のところ、ハラスメントとは
ハラスメント問題の外側に身を潜めて生きるのが良い。そう思わせるほどこの問題は複雑な様相を示しています。しかも、他人事と決め込んでやり過ごすこともかなり難しい状況に見えます。問題にはなりませんでしたが、今から考えると嫌な気持ちを思い出します。
以前のこと、女性との身体接触を避けるようにしていたら、ハラスメント呼ばわりされてしまった経験があるのです。女性と接する際の身体接触をもともと好きではありませんでした。それだけのことですが、女性にとって感情的に避けられることはいじめになると説明されました。
残念ですがハラスメント問題の外側に簡単に逃げることができません。それは問題の性質として、本人の意思とは関係なく、相手を不快にさせたりするとハラスメントを疑われます点があるからです。
とは言いながら法律的にハラスメントは定義されていません。ですからハラスメントとして問題にするためには、精神的・身体的攻撃に対して具体的に対処する必要があります。具体的にというのは、脅迫、傷害、暴行といった項目の組み合わせです。
自分がハラスメントを受けたと思ったら、それぞれに対する証拠を集めなければいけません。音声や映像が比較的容易に記録できるようになったので、その分の事件性が増したといえるかも知れませんね。個人的な問題として解決を期待されていながら、公的な問題として法律に問う行為で対抗するしか対策はないようです。
ですから対抗するにはハラスメント状態にある人間関係を捨て去る覚悟が必要です。さまざまな問題がハラスメントと関連付けられてニュースに登場しますが、少し以前なら当然だったように聞こえるものもあります。例えば大きな声で怒鳴られたというものまでハラスメントになるのでしょうか?中には疑問を強く感じる事例もあります。また少しの話し合いで解決したりする問題もあるように見えます
性質的にハラスメントとは「いじめ」です。大人になってもいじめたりいじめられたりしているというのがハラスメント問題です。学校だと教育委員会が責任を持たなければならないところが、大人の世界にはそのような組織がありません。
このことを反対側から眺めれば、子供たちのいじめを解決できていないのは、大人の無力を表しているのではないでしょうか。そうであるなら、ハラスメントの問題を解決できる希望はありません。それにも関わらず、大人の世界になると自分たちで解決するのを基本として期待されています。
目の前にある現象をいじめの要件から除外していじめをなくす風潮
あれもいじめ、これもいじめではないかと後を追うように問題化されます。ハラスメントも場所が違っているだけで、いじめと同じように問題になります。ハラスメントがいじめならば、一人一人が立ち向かうべき自分の問題なのです。
しかし一方、ハラスメント問題に期待できるメリットや効果があり、密かに期待している節もあるのが本当のところです。なにせ自分は関係ないで済まされない問題ですし、何かの法律やルールを遵守していれば大丈夫、とは言えません。
ハラスメントの加害者にならないために何を必要とするかを誰もが考えなければいけません。状況次第でハラスメントの加害者として訴えられる可能性はあるからです。つまり従来の行動パターンが普遍性を失ったわけです。あるいはハラスメントの被害者にならないために何を必要とするかを誰もが考えなければいけません。
従来の行動様式が基礎にしていた法律などの公的なルールを超えて、人間の尊厳に則ったルールが必要です。ハラスメント問題は人間の尊厳を基礎にした人間関係を、裏返しにして問いかけているのです。
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